おはようございます。ワンド作家nicoです。
急に「みっちゃん」の話を書きたくなりました。
みっちゃんは、中学生の頃、同じクラスに居た女の子です。
長い髪に、長いまつ毛が特徴的で、
アイドルみたいに可愛い女の子でした。
いつもべったり一緒というわけではなかったけれど、
ふらりと話す機会が結構ありました。
nicoのことを「物知り博士」と呼び、何を話してもよく笑いました。
文章で彼女を示すとき、nicoは「ミシェルへ」と書いていました。
あの頃、集団生活や先生たちが得意ではなくて、学校は窮屈でしかありませんでした。
おおらかな心の友達が居たのが幸いで、でもよく1人で山へ行っていました。
みっちゃんもそんな友達の1人でした。
彼女はよくもてました。
そしていつも淡いイエローの光に包まれていました。
正直、先生もクラスメイトも他の人の色は印象に残っていません。
ところどころ色んな色が混じっている人が多い中、
みっちゃんだけは均一な色と形だったから注目していました。
ちょうどこの花の色に似ていました。
彼女に恋をする男の子たちにも、色として共通の特徴がありました。
でもみっちゃんは彼らではなく、J君という男の子が好きでした。
J君も複数の色が混じっていたけれど、みっちゃんのと似た淡いイエローがあり、
それがたまにぶわっと増えるのが不思議でした。
肝心のみっちゃんの恋が実ったのか、
他に好きな人が出来たのかということを忘れてしまいましたが、
(当時、恋に興味が湧かなかったからだと思います)
人の周りにある色から考察をするきっかけをくれたのは
みっちゃんだったんだなあと思います。
なぜ、みっちゃんのことを思い出したのかというと、
駅で淡いイエローの女性を見かけたからです。
後ろ姿しか見られませんでしたが、きっと可愛い人だろうと思いました(確信)
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